「もう俺らも高校2年だぜ~来年は受験生じゃねーか」 悠斗クンは少しかったるそう。 「あ~!すっかり忘れてた!どーしよ・・」 一気に砂奈から笑顔が消える。 「一愛ちゃんは、進路、どうするの?」 「えっと・・」 答えられないという、現実も、なにも変わらない。