庭園に着くと悠斗クンはもうベンチで待っていた。

「悠斗クンごめんね。おくれて。」

「ううん。ぜんぜん大丈夫だよ」


「それで話って・・・・・」

「うん。柊さんが聖のこと好きかはわからないけど一応忠告しておくね。
聖が公立高校に彼女がいるってことしってるでしょ?」

「うん。」

「その聖の彼女が来年度か、3学期からこっちに転校してくるらしいんだ。」

「聖はその彼女と好きで付き合いはじめたんじゃないらしい。
でもその彼女が聖につきまとってるんだって」

聖クン・・・・そんなことがあったの??
聖クン、つらいんだろうな

「彼女の名前は「杉崎理沙すぎさきりさ」っていうらしい」

「で、その杉崎は聖にかかわる女がいたらその女子をいじめるらしい
文化祭の実行委員って来年度の生徒総会で決算報告しなくちゃいけないだろ?
そのときに杉崎がいたら柊さんはいじめられるかもしれない。っていう忠告
なんだ。ながくてごめんね」

悠斗クンはそういって笑った。

「じゃあまたあとでね」

悠斗クンは庭園から出て行った。

聖クンの彼女の杉崎さん・・・・・・・?

どんな人なんだろ・・・・・・??

あっやばい。私本気で聖クンのこと好きになってるかも。