とっさに乱れ始める心拍数。 もう、なんなのかさえ、分からない。 「いいよ。 でも、まだそんな時間じゃなくね?」 「そうですね。 じゃあ人が少ないところに行きたいです」 俺は理沙を連れて体育館裏に行った。