お父様とお母様はなんとなく怒っている。 もしかして、一愛ってやつに敵対心抱いてたりしたりして!? 私がそんなやつに、負けるわけないでしょう!! よろこんで勝負してあげるわ。 「あ、文化祭の最後に一愛ちゃんがフルートのソロをアリーナで行いますから、よろしければ聞きにいってみてくださいね」 「・・・分かりました」 お父様が言う。