屈辱しかなかった。

ただ、ただ、ひたすらに悔しかった。




一年さえいなければ。




そんな思いが込み上げてきたけど、誰も
それについて触れなかった。


本当に、いい仲間なんだと実感した。


「次こそ、お前が甲子園連れてけ」


泣きながら飛田に言ったキャプテンの言葉は、
今でも私達の励みだ。