キミに「きらい」って言わせたくて

「夏なんだから当たり前でしょ」


「それにしても暑い」


そんな会話をしながらベンチに入っていく。


そこで荷物を整理していると、相手のベンチに
五十嵐が入ってきた。



北見監督も一緒に。



私は、赤沢をちらりと見る。


赤沢は、北見監督を鋭い眼差しでじっと見つめていた。


何かを決心したような目で。