「なんで言ってくれねえんだよ。どうして投げてくれねえんだよ」
言ってる飛田も苦しそうで、本当は言いたく
ないみたいだった。
私も同じ。
でも、どうしても甲子園行きたいから。
赤沢は、一度自分落ち着かせるように
ため息を吐いてから、口を開いた。
「俺、もう投げれないから」
言ってる飛田も苦しそうで、本当は言いたく
ないみたいだった。
私も同じ。
でも、どうしても甲子園行きたいから。
赤沢は、一度自分落ち着かせるように
ため息を吐いてから、口を開いた。
「俺、もう投げれないから」


