選手のモチベーションは上がるどころか
下がる一方だった。




ある日、ずっと真面目に練習してきた一年生が、
辞めたいと言い出した。


本当に真面目で、とても上手かったから意外だった。


キャプテンは必死で止めた。


「今辞めるなんて勿体なさすぎる。
もっと続けたら、絶対甲子園に出れる」


すると、その一年は馬鹿にしたように言った。