私は、もう嫌になって布団に潜り込んだ。


もう直ぐ、試合が始まる時間だ。


飛田、いつも通り投げれるかな。

西岡、調子は大丈夫かな。

正影、少しでも上達したかな。


頭の中が、選手達のことで一杯になる。

一人一人に、声をかけて上げたくなる。


そばで、応援したい。


思いがどんどん込み上げて来て、
今自分がここにいることが悔しくなった。