分かってはいたものの、あんなに
はっきり嫌がられると流石に胸が痛い。



____あれから、もう一年か。




もう、あんな思いはしたくなかった。

だからこそ、この1年間必死で努力して来たし、
これから更に頑張らないといけない。


私も、できる限りのサポートを全力で行う。



「沙菜。新入生いい奴いたか?」


飛田だった。


飛田は、野球のキャプテンをしている。

エースで4番の、チームには欠かせない選手だ。