目を開けると、真っ白な天井が目に入った。 居心地のいい、寝慣れたベット。 直ぐに、自分の家にいることに気づいた。 一瞬、どうして自分が家にいるのかと思った後、 赤沢が背負って行ってくれたことを思い出す。 顔が赤くなるのを感じた。 冷静になって考えると、なんてことをしてしまったんだろう。 あの赤沢の背中に乗ったなんて。