キミに「きらい」って言わせたくて

私は、再びネットを抱えて一歩ずつ
着々と進む。


それぐらい、手伝ってくれるのが男って
もんじゃないのかな。


一歩歩くごとに感じる疲労と暑さが、
さっきの赤沢の態度について余計に苛立たせる。


汗が、額からどんどん流れ落ちるのを感じる。



その時、持っていたネットが一気に軽くったような
感じがした。