キミに「きらい」って言わせたくて

機内にかなり響くほどの声で、
頭を深々と下げて言った。


そんな凛なんて今まで見たことがなかったし、
私はどうしたらいいのか分からなくなる。


凛は、ずっと頭を下げたままだ。


「もういいよ。顔、上げてよ」


私が言うと、凛はゆっくりと顔を上げて
私を見た。


「本当にごめん。私、私…」


本当は、いきなり態度を変えてきた凛に
ちょっと腹が立ったりする。