(完)嘘で溢れた恋に涙する

どうして、どうしてとそんな思いだけが頭を支配する。


「おい、陸玖何見てんだよ」


突然後ろから肩を叩かれたが、俺はついその手をはねのけてしまった。


自分の息遣いがだんだん荒くなっているのがわかる。


落ち着け、落ち着け。


友達は何も関係ない。


乱れた息を必死に落ち着かせ、見ていたサイトを閉じ、何でもない顔で振り返るつもりだった。


なのに、もう一度そのサイトに並ぶ文字を見て、はっとした。


どうしてこいつら、俺の家が生活保護を受けていたことを知ってるんだ。


それはあいつの家族にしか言っていないはずだ…



優也の家族しか知らないはずだ。




「お前が言ったのかよ!?」


もう抑えられなかった。


後ろに立っていた優也に向かって俺は怒鳴りつけていた。