(完)嘘で溢れた恋に涙する

売店を動き回りながら、お母さんたちがいるところを見ていた。



お母さんと先生は隣り合うように座って、内容はわからないが、話し込んでいた。



もしもお母さんが先生が私に話したことを聞いて、先生に対して怒っていたりしたらどうしよう。



お母さんが起こったところなんて見たことないし、私が嘘をついたんだから先生は悪くないことをお母さんは知っているはずだから、そんなことはないと思うけど。



とりあえず、適当にペットボトルのお茶を二本とってお母さんから預かった財布からお金を取り出してそれを買った。



そこで自分が驚くほどに冷静であることに気づいた。



あれほどの告白をされてよくも平気な顔をして買い物ができるもんだ。



まだ私の心は事実を受け止められていないのだろうか。