(完)嘘で溢れた恋に涙する

ふと、ベッドのそばにある大きな棚に目を向けた。



アルバムやら、本やらがきちんと整頓されて置いてある段に手を伸ばし、一番近いところにあった、アルバムをとって開くと、お母さんが高校生の頃のものと思われる写真がたくさん挟まれていた。




自分のお母さんをこう言うのもなんだけど、私のお母さんは相当美人だと思う。




真っ白でな肌に、
ふさふさのまつげに、
大きな目に大きな瞳、
手足は長くすらっとしていて、
女優にだって望めばなれるはずだ。



アルバムの中のさらに今より若いお母さんは目立って美しかった。