そのことに気づいた俺は、相手に悟られないよう真希を車線側から歩道側へ移動させた
「危ないから」
そう言って
それにしても、どこまでついてくるつもりだ?
クソッ
「なあ、」
とりあえず、真希は分かっているのか聞いてみることにした
「ねえ、」
そしたら、真希も不安そうに問いかけてきた
「えっと、先どうぞ」