「今日から、ここがお前の部屋だ」

そういわれた部屋はすごく広かった。

「は?」

「何か文句でもあるのか」

少しイラッとされたように言われた。

「私をなんの目的でつれてきたの」

「暇つぶしのおもちゃだ。」

何がなんなのかよくわからない。

「何が言いたい」

あからさまにイライラしている様子で言われた。

「何で、おもちゃにこんなに良い部屋を渡す?」

「逃げ出させないためだ。」