そして翌日から王子様は家来に命令し、舞踏会の時の少女を探し始めました。
頼りになるのは彼女が落としていったガラスの靴だけ。
ガラスの靴は国中を回りましたが、なかなかぴったり入る人がいません。
しかし、王子様は諦めませんでした。
彼の心には彼女にもう一番会いたいという気持ちしかなかったからです。
そしていよいよ最後の家になりました。
王子様は最後は自分の目で確かめたいと思い、自らドアをノックしました。
継母が出て、2人の娘を紹介しましたが、どちらも靴は入りませんでした。
王子様が肩を落とし、帰ろうとすると、階段から少女が降りてきました。
「私もいるわ」
凛とした可憐なその姿から王子様はこの前の女性だと確信しました。
「あなたは舞踏会には行っていないはずよ。確かめる必要はないわ」
「いいえ、履いて下さい。あなたが最後の1人です」
少女は椅子に座り、差し出されたガラスの靴にそっと足を入れました。
ぴったり入り、少女と王子様は見つめ合いました。
「また会えると思ってたよ」
「私も…」
こうして少女は王室に招かれ、晴れてプリンセスとなりました。
2人はいつまでも仲良く暮らし、国の平和を守り続けました。
頼りになるのは彼女が落としていったガラスの靴だけ。
ガラスの靴は国中を回りましたが、なかなかぴったり入る人がいません。
しかし、王子様は諦めませんでした。
彼の心には彼女にもう一番会いたいという気持ちしかなかったからです。
そしていよいよ最後の家になりました。
王子様は最後は自分の目で確かめたいと思い、自らドアをノックしました。
継母が出て、2人の娘を紹介しましたが、どちらも靴は入りませんでした。
王子様が肩を落とし、帰ろうとすると、階段から少女が降りてきました。
「私もいるわ」
凛とした可憐なその姿から王子様はこの前の女性だと確信しました。
「あなたは舞踏会には行っていないはずよ。確かめる必要はないわ」
「いいえ、履いて下さい。あなたが最後の1人です」
少女は椅子に座り、差し出されたガラスの靴にそっと足を入れました。
ぴったり入り、少女と王子様は見つめ合いました。
「また会えると思ってたよ」
「私も…」
こうして少女は王室に招かれ、晴れてプリンセスとなりました。
2人はいつまでも仲良く暮らし、国の平和を守り続けました。



