ガラガラ
「あこ!おっはよー!朝デートしに来た…ぜ。って何だよそのくま!」
「…眠い。寝たい寝たい。けど無理無理」(ρд-)zZZ
「何が会ったんだ?あこ。教えてくれ」
「キスをした時のことを思い出して眠れなかった。(泣)」
「俺も実は一睡もできなかった。(笑)」
あ、ヤバい彼氏が居るのに眠気に…勝てなかった…。
『ごめんな。俺は先にあの世に行く。』元気が…死ぬの?
『なーんてな。あこはやっぱり騙しやすいや。』と笑う。
酷い…私心配夢の中でしたのに…。気がついたら私は夢の中で元気のほっぺをベチン!と叩いていた。
『サイッテー!私心配したのに!大嫌い!』
きっと夢の中で私は冷ややかな目で見ていたと思う。
『…ごめん…。不謹慎だったよな。』
そんなこと言われても、簡単には許せない。私は二三日は許さない。
『二三日は許さないと思う。』このときも冷ややかな目で見ていたと思う。
『そっか。俺が悪かったし命を落とす、何てことを簡単に言ったからな。許せるわけねーよな』
待っててね。私が死ぬまで。私が死んだら死んで良いから。それまで待ってて。
私はいつにもまして夢の中でいらいらしてた。
何か会ったのかな?ってかこれって昔の出来事じゃないっぽい。
まるで…現実に今起こりうる事…って感じ。
まさか本当に今起こってるの?そう思うと額から冷や汗が出てきた。
『ごめん。言い過ぎた。』
『いや。俺が悪かったし良いよ。あ、目を覚ますみたいだぜ。またな。あこ』
そして私は徐々に明るくなっていく視界を見ていた。
こう思った。元気が生きていますように…と。