キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。

最近かなと君に結構話し掛けられてる。
しかもあたしが笑うとかなと君熱がある見たいに顔を赤くするの。 
何でだろう?風邪でも引いたのかなぁ?一人暮らしだし心配だなぁ。
気になるし、連絡先も貰ったし聞いて見よ!
プルルルルルルル、プルルルルルルル。ピッ!
『もしもし。みこ?俺だけど、こんな夜遅くにどうした?』
『もしもし?拓君?夜遅くにごめんね。何かいつもあたしが笑うといつもかなと君が顔を赤くするから、風邪でも引いたのかなぁって心配だから、電話してみたの。』
『あー。そのことね。大丈夫。俺はバリバリ元気だから。』
『そっかぁ!良かったぁ。熱でも出たら大変でしょ?一人暮らしだし。』
『あぁ。確かにそうだよな。彼女も居ねぇし。』
『でしょ?何ならしばらくそっちに移住してあげても良いよ。』
『…それって本気か?』
『当たり前じゃない!かなと君がいつどこで熱を出しても困らないようにって』
『嬉しい。みこ、今すぐ来ても良いぞ。』
『てかかなと君ん家ってどこ?』
『あ、そっか。じゃあ今から迎えに行くわ。じゃあな。』
『う、うん。分かったぁ。』
ピッ!
何と私達は同居?することに。
カップルでも無いのに良いのかなー?