「美雪へ 美雪。あなたがあの世に行ってもう三日も経ったね。」

「私達が美雪に会ったのは幼稚園の時だったね。」

「まさかあんなに可愛い美少女が居るなんて思っても無かったの。」

「幼稚園の時、おなクラで良く一緒に遊んでたのを良く覚えてる。」 

「最初私達は美雪の取り巻きのような存在だったよね。」

「幼稚園のとき美雪がいじめられてるって気づいて私達は助けたよね」

「私達は中学までずーっとおなクラで学校でも仲良し三人組って言われたよね。」

「でもまさか虐待されてて苦しかった、辛かったっていうのを私達は気付かなくて」

「「今とても情けなく、悔しく思ってるよ。気づいてあげられ無くて、ごめんね。」」

「私達は美雪が女子校に行くって聞いたとき、応援してあげなきゃって思ったよ」

「しかもすごい頭の良い学校だから、美雪だったら必ず受かると信じてたよ。」

「合格したって聞いたとき、私達は抱きしめ会って泣いたよね。」

「合格したって聞いたときね、とっても誇らしく思ったよ。」

「「でも美雪は突然私達の馬鹿学校に来て、病気何だって聞かされて、死にたいって言われたとき、美雪を死なすものか!って強く思ったよ。」」

「ここで言った方が良いのかこの先とっても迷った。でも美雪の為に言おうと思う。」

「美雪がお母さんを殺したって言ったとき、どんなに辛い思いをしたのか、この時初めて知ったよ。」

「お母さんやお父さんの力加減がどんなに強いか、ここでようやく分かったよ。」

「「私達はどんな美雪でもだーいすきだよ。これだけは一生変わらない。約束」」

「「最後に、美雪。本当に今まで仲良くしてくれて、ありがとう。私達は美雪を一生忘れません。美雪…。どうか…どうか、天国に行っても、お母さんやお父さんの事を恨まないで。そして私達の事を忘れないで下さい。ここに居る全員が美雪の事を想い泣いてくれてるよ。美雪。今までお疲れ様。健やかにお眠り下さい。天国に行った美雪が優しくいつもの美雪であるよう願い、ここにお別れの言葉としていただきます。お別れの言葉代表者 田中あこ、内田名雪より」