あれから1年経った。
結局私達は高校を辞めて(留年する予定だった)芸能人としてちゃんと活動することにした。
親は大反対したけど、それは私の勝手だしね。
にしても…最近美雪の調子が悪いらしくて学校に来ないの。
もしかしたら…なんて考えたくない。
でも…ついにその時が…来てしまったような気がした…。
名雪と私は美雪のお見舞いに行く。
ピーンポーン♪ピーンポーン♪
「はーい」    ガチャリ
「名雪!あこ!お久しぶり~!私ずっと寝たきりでごめんー!」
よかった。思ったより元気そう!
私達は美雪に指定された思い出の部屋という特別室に入れられた。
そこには小さい頃からの私達が写っている。
これが…何かを悟っているのだろうか?
すると美雪はこう言った。
「これね?お母さんが溜め込んでた写真なの。私、妖精に言われたんだ。今日が終わり何だよって。」