「凄いね…名雪の迫真の演技…。昔よりも上達してるね。」
美雪は呆気からんとしていた。
「え?美雪、名雪が演劇部に入ってるの、知らないの?」
そう。美雪は途中まで女子高行ってて、私達が恋しくなって私達が通う高校へと転校してきたのだ。だとしても名雪なら美雪にも教えてると思ったのにな。
「そうなの?名雪何も言ってくれないから知らなかった!」
「そんなことより!名雪~。もうへいきー?出ても良いのー?」
私は名雪に聞こえる小声で言った。
すると名雪はカーテンもセキュリティーが出来てなかったといいセキュリティーを作動した。
「これでもう大丈夫!出てきてー!」
すると私と美雪はホッと胸を撫で下ろし、屋根裏から出てきた。
すると美雪は出てきた途端に言った。
「名雪凄いよ!演技が昔よりも上達してる!何でもっと言ってくれなかったの?!」
名雪はえ?という顔をしている。
「私言ったよ?演劇部だって。忘れたの?最近の美雪変だよ?頭も良かったのにいきなり私達の高校に来たし、ほんとは違う意味で来たんじゃない?」
確かにそうだ。私達の何倍も頭が良いのにいきなり私達の高校にきて、テストが悪いとか普通ならおかしいと思うはずだ。