そんなんだから女子にモテないのよ。
そういいたかった。彼が私の事を好きだったとかありえないほど見違えるように荒れてる。
私にフラれた腹いせ?バカバカしい。何よ何よ!フラれたからって!
世の中色んな女性が居るのに私なんか選ぶからよ。フン!
そして数時間後、長い愚痴話を聞きみんなが帰った後。
私は看護師さんにまたまた病名を明かされることになるとは思っていなかった。
ガラガラガラガラ!
「田中さん!今すぐに決めてもらいたいんだけど、腫瘍が悪化しててあちこちに腫瘍が悪化してて、手術しなきゃならないんだけど。おまけに白血病にもなってて!どうする!?」
え。そんなに私やばいの?それなら答えはこれしかない。
「手術も治療もしません。さよなら。」
そして私は看護師さんを跳ね退けドンと押し倒し走って逃げた。
途中邪魔者に引き止められたけど、何とかごまかせた。( ̄ー ̄)ニヤリ
最終難関の壁をよじ登ってとうとう逃げきったのだ!
イェイ!運動神経あるなんてこの時初めて実感したぜ!