「あこ。待ってるから。俺達全員来るまで待ってるから」
かなとくんだ。夢の中の世界…楽しかったな…。
そして夢を見た。
『ごめんなさいね。百合亜。この子達をお願いね?じゃあ…また迎えに来るから…』
『こちらこそごめんなさいね。叶愛子。その子をお願いね?またね。
『おかあしゃん!おかあしゃん!おいてかないでよ!』
私達が…預けられた時かな?
『行こう…。あこ。みこ。』
あの男の子が麗夜何だね。可愛いなぁ。今と大違い!
あ、れ?ま、眩しい!
微笑ましく見ていたら…金色の光とともに死んだはずのおばあちゃんが来た。
「あこ。おいで。さぁ。私といっしょに…目を覚ますんだよ?」
その優しい眼差しに向かって進んだ。会いたかった!
「おばあちゃん!帰ろっか!」
私はおばあちゃんと手を繋ぎ、一緒にその先にあった扉を開いた。 
するとおばあちゃんは行きなさいと言い、私の背中をトンと押して、私だけその眩しい世界に入ってしまった。
おばあちゃんの方を見るとおばあちゃんはにこりとして「私はもうあの世へそろそろ向かわねばならない。あこにはまだあの世は早い。だからこの世行きのドアにはいらせたんだよ?さぁ!お行き!皆が待ってる!」
私は涙ながらにこういった。
「ありがとう!おばあちゃん!私頑張って生きるから!おばあちゃんは天国でまっててね!」
そして扉がしまってきた。それに気づいたおばあちゃんは涙ながらに手を振っていた…。
私は目を覚ます道を歩いた。その歩いてる途中。
色々な事を思い出した。未来や来斗の事。
そしてみこ達。
徐々に見えてきた現実!私は走った。この世行きの扉を開ける前に振り返った。
そこには夢の中の世界にいた、みこ達がいた。
「行って。あこ。」「行って!お姉ちゃん!」「行けよ!あこちゃん!皆まってる!俺らもまたまってるから!」
泣きながらうんと頷き開いた。意識を失う直後みこ達の声がした。
「「「またね!あこ!」」」
そして私は泣きながら意識の失いかけながら中でうんと行って意識を失った。