あの空を越えて逢いにいく。

逢坂くんは呆れたように
はぁ、と息を吐く。




「めんどくさいですか‥‥?すみません」

「いや、めんどくさいんじゃなくて、どうしたら良いか考えてる」




逢坂くんは
腕を組み首を傾げながら、
うーんうーんと私を見つめる。




そんな真剣に考えてくれるなんて‥‥


逢坂くんのそんな姿に
思わず口角がゆるんでしまう。





「は?なに笑ってんの‥‥お前のせいでこっちは真剣に悩んでんのに」


「す、すみません」




真剣に考えてくれてる逢坂くんは
すこし耳を赤くして睨んでくる。


そういう逢坂くんもなんか可愛いくて、
余計ににやにやが止まらなくなる。








だけど逢坂くんが私の気持ちに、

こんなに真剣に向き合ってくれるのが
とても意外で、すごく嬉しくて‥‥