れ、霊感体質?
逢坂くんの言葉に私はポカンとしてしまう。
まさかそんな言葉が出てくるとは
想像もしていなかった。
「俺のことヤバい奴って思った?」
「!」
私は慌てて首をブンブン横に振る。
ヤバい奴だなんて思わない。
ただ私は霊とかそういうものを
信じたことがなかったから。
「れ、霊って本当にいるんですね、わ私知らなくて、それであのビックリして‥‥」
私の言葉に逢坂くんは
驚いたように目を丸くして
それから、くくっと目を細めた。
「そんな簡単に俺のこと信じれんの?すげー」
「ぇ、う嘘なの?」
「や。本当だけど」
逢坂くんは首の後ろに手を当てる。
「霊を見るとダルくなったり、ヤバい時には動けなくなんだけど」
「は、はい」
「それがなぜかお前に触れると消えたんだよ」
「え!?な、なんで?」
「それ俺が聞きたいし」
逢坂くんは
砂浜に置いていた私の手の甲の上に
そっと自分の手のひらを重ねる。
「ちょ‥な、なんですか?!」
「ちょい黙れ」
逢坂くんは目を閉じると
ふーー、と深く息を吐く。
な‥なんだろう??
逢坂くんはゆっくり目を開くと
上目遣いでキョドる私を見た。
「わかる?今の感じ」
「ふ・へ・・?」
「俺はふわーって楽になったんだけど
お前はなんか感じる?」
私はブンブン小さく首を横に振った。
すみません全然わからない、です。
ただ‥‥こんな風に逢坂くんに触れられるたび
免疫の無い私は今まで感じたことがないくらい、ドキドキしてパニックになってしまう。
逢坂くんの言葉に私はポカンとしてしまう。
まさかそんな言葉が出てくるとは
想像もしていなかった。
「俺のことヤバい奴って思った?」
「!」
私は慌てて首をブンブン横に振る。
ヤバい奴だなんて思わない。
ただ私は霊とかそういうものを
信じたことがなかったから。
「れ、霊って本当にいるんですね、わ私知らなくて、それであのビックリして‥‥」
私の言葉に逢坂くんは
驚いたように目を丸くして
それから、くくっと目を細めた。
「そんな簡単に俺のこと信じれんの?すげー」
「ぇ、う嘘なの?」
「や。本当だけど」
逢坂くんは首の後ろに手を当てる。
「霊を見るとダルくなったり、ヤバい時には動けなくなんだけど」
「は、はい」
「それがなぜかお前に触れると消えたんだよ」
「え!?な、なんで?」
「それ俺が聞きたいし」
逢坂くんは
砂浜に置いていた私の手の甲の上に
そっと自分の手のひらを重ねる。
「ちょ‥な、なんですか?!」
「ちょい黙れ」
逢坂くんは目を閉じると
ふーー、と深く息を吐く。
な‥なんだろう??
逢坂くんはゆっくり目を開くと
上目遣いでキョドる私を見た。
「わかる?今の感じ」
「ふ・へ・・?」
「俺はふわーって楽になったんだけど
お前はなんか感じる?」
私はブンブン小さく首を横に振った。
すみません全然わからない、です。
ただ‥‥こんな風に逢坂くんに触れられるたび
免疫の無い私は今まで感じたことがないくらい、ドキドキしてパニックになってしまう。
