裕斗side

(ん?電話?しかも柚生じゃん。寂しくなって掛けて来たのかな)そうフザケたことを考えながら電話に出た

裕「もしもし?どうした?」

柚「ゆ…にぃヒューケホゲホく…るし」

は!?何?頭をフル回転させて考える
(咳、喘鳴、呼吸困難…)…!?喘息か?!

裕「っ!発作!?吸入器は!?」

柚「ん。な…ぃ」

ないのか…最近発作起こして無かったから油断してたな。

裕「もうすぐ着くから!意識だけ保っといて」

俺は急いで家に帰る。

…………………………

  (ガチャ )

裕「柚!!!すぐ楽にしてやるからな?」

そう言って意識が朦朧としてる柚生を抱っこして車に乗り込んだ。

健にぃに電話しなきゃ 
      (プルルル〜)

裕「(健にぃお願い出て!!)」

健「もしもし?裕斗どうした?」

裕「ごめん。帰ったら柚が喘息発作起こしててチアノーゼ出てるから今病院に向かってるんだ。」

健「ッ!分かった!処置室空けとくから!」

裕「ありがとう。助かるよ」