そうやって、朝から布団の中でゴロゴロいちゃいちゃし過ぎたせいで、朝ごはんというより遅めのブランチとなってしまった。 テーブルの上には、サラダと目玉焼き、ウインナーにトーストが乗った白いプレートが2つ。 二ノ宮はミルクたっぷりのコーヒーを作ってくれて、それを2人で食べて、飲んで、美味しいねと、笑い合った。 ──いつか。 いつか、二ノ宮と一緒に暮らせたら。 陽が差し込む明るいリビングで、そんな夢を見ながら。