だって・・・ 「あたしは必死だもん・・・」 そうだ、あたしはいつだって紗雪たちについていくのに必死なんだ 入学してから人見知りであんまりクラスになじめないあたしを仲間に入れてくれたのは紗雪だった。 「あんま暗い顔すんなよ」 そういってあたしの頭を撫でた先生。 「教師がそんなことしていいんですか?」 「はは、お前なあ 励ましてあげてんだからもっと素直になれよな」