「まーいーや。光璃は?俺のことすき?」




なんだこいつ。



酔ってんのか、なんか変なもん食べたのか。





「あ、俺酔ってないよ。ちなみに変なものも食べてない」




そう言ってクスクス笑う君が…





「すき…」





「、え」






あれ、?



「うわああああああああああああああああ」




本日2日目の叫び声が響き渡ったのだった。






「あれ、今うっかり。あれ?」




目の前ではニコニコと嬉しそうな葵くん。




「うっかりしちゃうほど俺のこと好きなんだ?可愛いね、光璃。」





「あー、もう、葵くんと一緒にいると可愛いがなんだか分かんない…」




「そんな光璃も可愛い。」




「やめて。」




「やだ可愛い」




「やっぱき…「好きなんでしょ?うっかりしちゃうほど」」




「ああああああああああ。うるさいうるさい。」




「ひどいなぁ、こんなに好きなのに。」





「すべての好きが叶うなんてことはありません。」






「でも叶ったよ?」





…………。