結局あのまま、要くんに抱きつかれたまま玄関で寝てしまった。




「か、要くん!」



「ふぁ…っ、光璃、おはよ〜」




なんか、キャラ崩壊してる…




「要くんおはよう!
…じゃなくて!おめでとう!」




「なにが?」



「夜!寝れたね!」



「あぁ…そういえば…」




「もう大丈夫だよ。」




そう、頭を撫でれば一瞬恨めしそうに視線を寄越す要くん。





「光璃のくせに」



「なっ!」




なにを…っ!!