君ノ記憶






「結愛ちゃん。元気出して?」



蒼汰のお母さんにまで心配をかけてしまった。。。



「私は大丈夫です。。。それより、蒼汰は。。」



「私は結愛ちゃんさえ、嫌じゃなかったらこれからも蒼汰と仲良くして貰いたいと思っているわ。少しでも蒼汰と仲良くしたいと思ってくれているなら蒼汰の記憶頑張って元に戻しましょ。ね?」



「はい」



でも、記憶を戻すってどうやって?



そのことを考え続けて1晩を過ごした。