小さな声で謝るとベッドから降りた。



「京ちゃん?」



「苺花、帰るぞ。」



いつも笑顔でしゃべりながら下校する俺と苺花。



だが、今日だけは……
俺達の空気はとても不穏なものだった



「大人しくしてろよ。」



家に帰り、苺花を部屋まで運ぶと苺花の顔も見ずに冷めた声でそう言った。


そして苺花から背を向ける-------


早く……


一刻も早くこいつから離れたかった

今日ばかりは一緒にいたくなかった