京ちゃんが校門で待ってる-------

待たせていることもあり、私の足は速くなる。


「きゃっ」


だけど、私は気づかなかった。
したなんて見ていなかったの。


階段に差し掛かっているなんて知らずに私の体は宙を舞った。


そして、そのまま床まで転げおちる


「いったぁ……」


立てない-------

足も捻挫しちゃったみたいだし
体のあちこちが痛い。


「大丈夫?」