そして次の日ーーー


「おーい、苺花。まだかよ。」


「だってー、決まんないんだもーんっ!」


もう出かける時間なのに部屋にこもりっぱなしの私を見かねて、京ちゃんが入ってきた。



見事に散乱している部屋。


床には、ほとんどの服が並べられていた


「こんなに服持ってたんだ、苺花。」


「うん。でも何着てけばいいか、わかんなくて。」


髪型もまだ決まってない。


「ったく、しょうがねーな。俺が選んでやるよ。」


えっ!京ちゃんが選んでくれるの!?


それはありがたい!