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「う……嘘……」



驚きの真実に私は震えが
止まらなかった。



だけど震えが止まるように私の体を抱き締めてくれた京ちゃん。



「苺花と別れたのも、真里と付き合ったのも全部お前を守るため。お前を……危険な目に合わせたくなくてな。」



京ちゃん……


私は京ちゃんの胸に顔を埋めた。




「バカッ!バカバカ!京ちゃん!恋は2人でするものでしょ⁉︎私に言ってよ!それで私のこと……守ってよ。なんで1人で勝手に決めちゃうの?」



嗚咽を漏らしながら京ちゃんに
再び叫ぶ。



「苺花……」