苺花の奴…もう俺のこと完全に
嫌いになっただろうな。



無理ない。



好きな奴できたから別れろなんて
最低じゃねーか。



「じゃあねー、京平。」


「ああ。」



下校時間になり、今日も真里の家まで彼女を送り届けた。


ああ……たりぃ。


1人で帰れんだろ。



帰ったらベッドに倒れよう……