「嘘……なんで……?」



私の目からはポロポロ涙が溢れ出す



「やだよ!京ちゃん!私に悪いところあるなら直すから!お願い!別れたくないっ!」



観覧車に私の声が響く。



「ごめんな。もう無理なんだよ。俺は最低な奴なんだから。」


「どういうこと……?京ちゃんっ……」


「俺……真里と付き合ってる。」



頭を鈍器で殴られたような衝撃。