「京ちゃん⁉︎」


驚いた私は思いっきり起き上がった。


「苺花、どういうこと?俺と幼なじみやめたいって。」


京ちゃんの真剣な顔。
髪が金髪なせいかヤンキーみたい。


「答えろよ‼︎」


いつもは優しい京ちゃんが私に
声を荒げている。


何だか怖い……


「だ……だって京ちゃんだって思ってるでしょ?幼なじみやめたいって。」


「は?思ってねーよ!」


「嘘だ!言ったじゃん!『いつまで俺と幼なじみ』って。」

「あれは違う!そういう意味じゃ……」


「じゃあどういう意味⁉︎」


京ちゃんはなにも答えない。
ほら、やっぱり無理しちゃって。


結局京ちゃんだって私と幼なじみやめたいんじゃない。