質問には答えてくれなかった……



結局京ちゃんは苺のネックレスを購入してくれた。



「「………」」



雑貨屋を出てお互い手を絡ませて歩いてはいるけど沈黙の空気が充満していた


なんかしゃべってよ、京ちゃん……


さっきまであんなに楽しく笑ってたのに



こんな空気嫌だよ……


「着いた。見てみろよ、苺花。」


京ちゃんの指を指す方向を見上げると……