「京ちゃん、どうして怒るの?」



ちっさい体を一生懸命伸ばして聞いてくる苺花。



背のせいか上目遣いになってる……
頼むから俺の理性をこれ以上狂わせないでくれ。



「苺花は誰の彼女?」


「ぅっ。京ちゃんの……です。」


「よろしい。」



不機嫌な顔を崩して笑うと、ちゅっとおでこにキスした