「嘘だぁ……京ちゃん、真里ちゃんと付き合ってたくせに。」



涙ぐみながら震えた声で言う苺花。



「苺花を忘れるため。でも、やっぱりあいつと付き合ってもお前を忘れることなんてできなかったんだ。
苺花、俺と付き合って?」


幼なじみなのに苺花の顔を見て告るのはすっげー、緊張する。


「い……いいけど、もう私に隠し事なしね?ヤンキーだったの隠されてすっごいショックだったよ?」



えっ。


隠されて?