なんで……応援しちゃいけねーの?



「お願い、京ちゃん。そのままでいいから聞いてて。」



熱っぽい声と、あっつい体。
早く寝かせてあげたかった。



だけど……



俺は体が動かなかったんだ。



「私……京ちゃんのことお兄ちゃんみたいに思ってた。見た目は怖いけど、優しくて、京ちゃんさえいれば寂しくないって思ってたの。

だけど、京ちゃんが離れていって私……寂しかった。ずっと話さない間も考えるのは京ちゃんのことばかりで……わたし、わたし----------」



まさかとは思うがこの後にくる言葉って……