わたしは京ちゃんの背中に揺られながら、泣きながら寝ていた。



「京ちゃん……」



こんな寝言を零していたとも知らないで



気がついたらわたしは自分の部屋のベットで寝ていた。



「京ちゃん。」


傍には大好きな京ちゃん。


夢じゃないよね。



「苺花、大丈夫か?」


心配そうに言われた後、ゴツゴツしている京ちゃんの手がわたしの額に触れた


冷たい……


「苺花、熱い!冷えピタ買ってくるな?」


ーーーバタン。


わたしの熱に驚いた京ちゃんはすぐに部屋を出て行った。


ほんとに京ちゃんは昔から過保護だなぁ