文句が言えない……


そんな麻里の心の声が聞こえてしまうほど、びびっている様子。



「苺花のこと悪く言ったら殺すぞ?」



「ごめん。謝るよ。」



「謝るだけじゃダメ。俺と別れろ。」



「えっ!なんでよ‼︎」


「苺花の悪口言うような奴とはやってけねーし、そもそもお前のこと嫌いだから。」


捨て台詞のように吐き捨てると
1人で帰って行った。