元からきつい顔の紗雪が睨むとかなり迫力があって怖い。



睨んでいる理由は聞かれなくてもわかる


苺花を傷つけたから。


「ちょっとぉ、京平に何か用？彼女はあたしだからね？」


俺の腕から手を離し、紗雪に近寄る麻里


今の紗雪に声なんてかけたら……


「うるっさい！あんたは引っ込んでろ！ブス！」


おー、怖い。


紗雪は彼女に罵声を浴びせた。
まさか、怒鳴られるとは思っていなかったのか麻里は目を見開いている。