幼なじみとの恋




『プルプルプルー』




「もしもし!」




「あ、結菜?
俺だけど」



「あ!亮太!
見ててくれた??」



「見てた見てた!
2位おめでとう!」




「ありがとう!
…そーれーでー?」






「は?」





「は?でなくて~
昨日の話の続き!
なんて言おうとしたの?
約束通り、3位以内に入りましたけど!?笑」



「はいはいはーい」



「それで、なに??」



「うーんと、やっぱり直接がいい」



「なんだよそれー!」



「お願い!笑」



「しょうがないなー
明日帰るから!」



「え!はや!」



「なに!?だめ!?」



「いや、ダメじゃないけど」



「嘘っぽ笑
じゃあまたね!」


「待って」



「ん?」



「迎えに行ってもいい?」



「…え!?」



「やっぱダメだよね
それだけ、じゃあな」



「ううん!ダメじゃない!
むしろ…来てくれない?」



「え?なに?
言い直して。」



亮太ってば、イジワル笑



「亮太に、迎えに来て…ほしい…です」



「しょうがないな」



「おい!笑」


「うそうそ
じゃあ待ってるね」



「ありがとう!!!
またね!」