先生と一緒にリンクに下見に行った



「こちらが、結菜です。」


「よろしくお願いします!」



「こちらが結菜ちゃんですね!
わたしは、講師の佐藤です!」



「よろしくお願いします!」






それから、わたしたちは当日のイメージをたてた




「結菜ちゃん!」


「はい!」


「ひとつ、お願いしてもいい?」


「…なんですか??」


「結菜ちゃんの学校の友達は、ほとんどみんなスケート体験したことないのかな?」


「あ、はい!
そうみたいです!」


「…なら!
結菜ちゃん!
みんなの前で、スケート発表してもらえないかしら?」


「え!?」


「スケートの楽しさとか、もっと知ってもらうために!
お願いできないかしら…?」



「あー、えっと…」



佐藤さんのお願いに負けてわたしは受けることにした


「はい!
やらせていただきます!」


「ほんと!?
ありがとう!」


「いえいえ!」